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イメージ一変 新しいものを作りたい 映画「花宵道中」 安達祐実さんインタビュー (2/4ページ)

2014.11.7 13:45

女優として新境地を開いた安達祐実(ゆみ)さん=2014年9月20日、大阪市西区(林俊志撮影)

女優として新境地を開いた安達祐実(ゆみ)さん=2014年9月20日、大阪市西区(林俊志撮影)【拡大】

  • 【かざすンAR(視聴無料)】映画「花宵道中」(豊島圭介監督)。11月8日公開(太秦提供)。(C)2014_東映ビデオ

 なぜ安達はヌードになったのだろう。「芸能生活30周年を迎えたことを契機に、みんなが驚くことをしてみたいと考えました。そんな時にお話をいただいたのが『花宵道中』出演のお話でした。もっとも、ずっと前から、物語の展開上、ヌードになる必要があれば、私はやってもいいなという気持ちでいたので、すぐに出演を決めました」。聞いていて拍子抜けするほど、ハキハキと元気よく、あっけらかんと語ったが、それはもちろんきっかけにすぎない。

 もう1つ、理由があった。主演を担ったテレビドラマ「家なき子」(1994~95年、日本テレビ系)の大ヒットを受けて、お茶の間に強烈なインパクトを残した大物子役のイメージをぬぐい去りたかったというのだ。「この先、私が女優としてどんなに成長を続けたとしても、昔からテレビや映画で私を見ていた視聴者の中にはやはり少女のイメージを抱いてしまう人もいるでしょう。両者の意識のギャップは私が年を取れば取るほど開いていきます。実際、そこを埋めていく作業は大変でしたし、今でも埋め切れていない部分が大いにあるんです」

うまく演じないで

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