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ウイスキーづくり育む文化と誇り (2/3ページ)

2014.11.7 10:25

ベンネヴィス蒸留所で作業する従業員。真剣なまなざしにスコットランド人の誇りがにじむ=2014年9月22日、英スコットランド・フォートウィリアム(大西史朗撮影)

ベンネヴィス蒸留所で作業する従業員。真剣なまなざしにスコットランド人の誇りがにじむ=2014年9月22日、英スコットランド・フォートウィリアム(大西史朗撮影)【拡大】

  • グレングラント蒸留所内に咲くヒース。繊維が強く、かつては屋根ふきの材料としても用いられていた=2014年9月23日、英スコットランド(大西史朗撮影)
  • 英スコットランドの主要都市

 「普通の生活」竹鶴氏に影響

 1894(明治27)年生まれの竹鶴氏が、ウイスキーづくりを学ぶためスコットランドに滞在していたのは、1918(大正7)年からの2年あまり。日本も普通選挙実施や言論・出版の自由を求める「大正デモクラシー」の時代だった。

 イングランドに対する反骨精神、ウイスキーづくりという独自の文化を維持しながら「普通の生活」を大切にするスコットランドでの経験が、竹鶴氏のその後の人生に大きな影響を与えたことは否定できない。

 竹鶴氏はウイスキー製造実習の成果をまとめた「竹鶴ノート」で、当時のスコットランド人職工の暮らしに言及しつつ、「一般社員も(中略)退出時間が来たら遠慮なく家に帰り、家庭をもつ者は皆々そろって楽しい夕べを過ごすというようになって欲しいと思います。これは、単に人生を有意味に暮らすということのみならず、およそ人として踏むべき道ではありませんでしょうか」と記している。

 取材で2カ所の蒸留所を訪れたが、すべての従業員が蒸留所の伝統と自らの仕事に誇りをもって、「世界一のウイスキー」づくりに取り組んでいた。

陰で支える花、ヒース

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