【BOOKWARE】
文学座がシェイクスピア祭を敢行して、20本を連打した。2014年がシェイクスピア生誕450年に当たっていたからだ。冬は『マクベス』『ヘンリー8世』『テンペスト』などが上演される。ぼくは『テンペスト』の大ファンなので観にいくつもりだ。 5月の白井晃演出の新国立劇場もよかった。
シェイクスピアの芝居を観ないのは、男がジャケットを着たことがなく、女がパンプスを履いたことがないほどの「人生の失落」だけれど、演出と役者によってはなかなか没入できないことが少なくない。それでも男と女が人生をおくるためにはゼッタイ観るべきなのだが、裏切られたくないならやはり原作を読むべしだ。とくに4大悲劇はどんな予想をもこえて衝撃的なのである。
シェイクスピアの戯曲作品には『ヘンリー6世』『リチャード3世』などの史劇、『じゃじゃ馬ならし』『ヴェニスの商人』『お気に召すまま』『真夏の夜の夢』などの傑作喜劇、そして『ロミオとジュリエット』『ハムレット』『オセロ』『リア王』『マクベス』『アントニーとクレオパトラ』など悲劇がある。しかし驚くべきは何といっても4大悲劇で、たいへん恐ろしい。