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銀座に「屋根裏ブックウェア」が出現 日刊セイゴオ「ひび」が見せびらかす2000冊の臨時書店 松岡正剛 (1/3ページ)

2014.10.21 16:40

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)【拡大】

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 【BOOKWARE】

 千夜千冊サイトか、フェイスブックを見てもらわないとわからないだろうが、ぼくは毎日「日刊セイゴオ・ひび」という極短日録のようなものを書いている。70~80字ずつのツイッター半分程度の文章だが、すでに3年をすぎて一千回を超えた。この「ひび」にけっこう多くの本を紹介してきた。

 数カ月前、清水敏男さんから、銀座の取壊し予定のビル全館をつかって、アート&デザイン展「The MIRROR」というものをやる。ついてはその一角に松岡さんが選んだ本の“書店”を作ってほしい、デザインは隈研吾さんに引き受けてもらうという相談があった。

 見るとスペースは小さく、大型のアート建築関係の本をきれいに並べるのでは、普通以下のものになってつまらない。そこで屋根裏部屋の見立てで、そこにぎっしり本を詰めることにした。編集工学研究所のスタッフは「ひび」の本を入れましょうと提案してくれた。

 隈ちゃんは大いに気にいって、廃材で部屋中に本棚を組みますよと言う。清水さんは古い家具を持ってきますよと言う。よし、これで決まった。ぼくは壁を少し壊して、そこにも本を入れたい、「不在の松岡正剛」が感じられる「読みさしの気配」も作りたいと思った。

本の並びは意外な対同をおこしたほうがいい

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