サイトマップ RSS

ウイスキーづくり育む文化と誇り (3/3ページ)

2014.11.7 10:25

ベンネヴィス蒸留所で作業する従業員。真剣なまなざしにスコットランド人の誇りがにじむ=2014年9月22日、英スコットランド・フォートウィリアム(大西史朗撮影)

ベンネヴィス蒸留所で作業する従業員。真剣なまなざしにスコットランド人の誇りがにじむ=2014年9月22日、英スコットランド・フォートウィリアム(大西史朗撮影)【拡大】

  • グレングラント蒸留所内に咲くヒース。繊維が強く、かつては屋根ふきの材料としても用いられていた=2014年9月23日、英スコットランド(大西史朗撮影)
  • 英スコットランドの主要都市

 陰で支える花、ヒース

 滞在中、「ヒース」と呼ばれるツツジ科エリカ属の植物をよく見かけた。南アフリカ原産だが、スコットランド北部に多く生育し、低温・高湿度の気候に耐え、夏から秋にかけて紫色の小さな花をたくさんつける。

 ヒースは枯れて湿地帯に堆積すると質のいい草炭(ピート)になる。ピートはモルトウイスキーの原料である大麦麦芽を乾燥させる燃料となり、麦芽には「ピート臭」という独特の香りがつく。ウイスキーづくりを陰で支える花だ。

 竹鶴氏が蒸溜所を建設した北海道・余市の駅から蒸溜所までの道、通称「リタロード」にもヒースが植えられている。

 スコットランド人としての誇りを終生、失わなかったリタさん。その愛に支えられた竹鶴氏の「ジャパニーズウイスキー」づくりは、まるでヒースのように日本の大地にしっかりと根付いた。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ