【Fashion Addict】
アメリカンカジュアル(アメカジ)の老舗、靴のレッド・ウィングは、1990年代に日本で一世を風靡(ふうび)しました。業務用ブーツのメーカーとして1905年に米中西部、ミネソタ州郊外の街レッド・ウィングで創業。赤い羽根をシンボルに、いまも米国内での生産にこだわり、高品質でリーズナブルな価格を維持して根強い人気があります。今年は日本初となる直営店を東京・青山に出すなど、アジア市場を強化。ブランドの「いま」を米国の本社と工場、青山の直営店に訪ねました。
目分量でも正確
国際線が就航するミネソタ州の玄関口、ミネアポリスから車で約1時間の街レッド・ウィング。その地名に由来するレッド・ウィングの工場では、約520人の職人が1日5000足の靴を作る。近郊から通うベテランの職人たちが、鮮やかな手さばきで作業を進めていく。靴ひもを通す穴を工機で素早く開けていく女性はこの道ひとすじ13年。「目分量で正確に開ける技術を持っています」(本社広報のキンバリー・バレーガさん)という。