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東京五輪 3会場の建設中止、バスケ大阪開催も (1/2ページ)

2014.11.20 10:45

2020年東京五輪の計画変更案=2014年11月19日現在。※建設中止し既存施設を拡充

2020年東京五輪の計画変更案=2014年11月19日現在。※建設中止し既存施設を拡充【拡大】

  • 東京都議会の特別委員会で2020年東京五輪・パラリンピックの都内3会場の建設中止を表明した舛添(ますぞえ)要一知事=2014年11月19日午後(共同)
  • 記者会見する東京五輪・パラリンピック組織委の森喜朗(よしろう)会長(右)とIOCのコーツ調整委員長=2014年11月19日午後、東京都内のホテル(共同)

 2020年東京五輪・パラリンピックで、東京都の舛添(ますぞえ)要一知事(65)は19日午後、都議会特別委員会に出席し、都が新設する10会場のうち、バスケットボール、バドミントン、セーリングの3会場の建設を中止すると正式に表明した。一方、国際オリンピック委員会(IOC)と組織委員会などが準備状況を確認する事務折衝終了後、IOCのジョン・コーツ調整委員長(64)はバスケットボールの1次リーグについて「ほかの都市や地方でやることもあり得る」と話し、候補として大阪を提案したことを明らかにした。

 整備費2000億円圧縮

 特別委では、知事が全体の見直し計画を説明。整備費用は見直し前の試算約4600億円から約2000億円を圧縮し、約2600億円になる見通しだ。知事は「再検討により史上最高の大会を開催し、国民に価値のある五輪レガシー(遺産)を残す計画に生まれ変わらせることができた」と強調した。

 立候補ファイルでは当初、10会場の新設などで計1538億円の費用を見込んでいた。しかし、建設資材の高騰などで費用が膨らむことが予想されたため、舛添知事は6月、計画を変更する考えを示していた。

バスケットボール 競技団体との交渉が難航

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