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悔しさをパワーに飛躍した渡部選手 萩原智子 (1/5ページ)

2014.10.6 14:30

競泳女子200メートル平泳ぎで優勝し、喜びのガッツポーズをみせる渡部香生子(わたべ・かなこ)選手=2014年9月22日、韓国・仁川の文鶴朴泰桓水泳場(桐山弘太撮影)

競泳女子200メートル平泳ぎで優勝し、喜びのガッツポーズをみせる渡部香生子(わたべ・かなこ)選手=2014年9月22日、韓国・仁川の文鶴朴泰桓水泳場(桐山弘太撮影)【拡大】

  • 【第17回仁川アジア大会】国・地域別メダル数(上位)=2014年9月19日~10月4日(最終結果)、韓国・仁川。※カッコ内は2010年広州大会
  • 韓国・仁川(インチョン)
  • 【笑顔のアスリート学】萩原智子さん。1980年4月13日、山梨県生まれ。身長178センチの大型スイマーとして、2000年シドニー五輪女子200メートル背泳ぎ4位、女子200メートル個人メドレーで8位入賞。02年の日本選手権で史上初の4冠達成。04年にいったん現役引退し、09年に復帰。子宮内膜症、卵巣嚢腫(のうしゅ)の手術を乗り越え、現在は講演、水泳教室やキャスターなどの仕事をこなす=2007年7月17日(提供写真)
  • 第17回仁川アジア大会=2014年9月19日~10月4日(16日間)
  • 中国・広東省広州市
  • 英国・首都ロンドン
  • スペイン・カタルーニャ自治州バルセロナ
  • オーストラリア・クイーンズランド州ゴールドコースト
  • ロシア・タタルスタン共和国の首都カザン
  • ブラジル・リオデジャネイロ

 【笑顔のアスリート学】

 日本競泳陣の金メダルラッシュに沸いた韓国・仁川でのアジア大会が閉幕した。五輪の中間年に当たる今年は、世界で戦える記録をどれだけ出せるか、勝負どころで勝ち切れるかが、2年後のリオデジャネイロ五輪、6年後の東京五輪に向けての鍵となっていた。加えてチーム内で世界で戦える複数エースの台頭が期待されていた。その期待通り、エース選手たちが各種目でレベルの高い好記録を連発した。

 近年の競泳は男子の活躍が目立ち、今大会の金メダルも合計12個のうち男子が8個獲得している。しかし、低調と危惧されてきた女子にも今シーズン、光が差し込んできた。17歳の渡部香生子(わたべ・かなこ)選手が100メートル平泳ぎで銀メダル、続く200メートル平泳ぎでは金メダルに輝き、最終日の疲労がたまっている中で臨んだ200メートル個人メドレーでは、日本新記録で銀メダルを獲得した。4年前の中国・広州でのアジア大会では競泳女子の金メダルがゼロだったことを考えると、個人種目で3個のメダルを獲得する選手が出てきたことは大きな収穫だ。女子にも世界で戦う上での道標となるエースが誕生したことで、周りにも刺激となる。

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