アクシデントに見舞われたことも。ある年、おせちを入れる外箱が届かなかったことがあった。「ある先輩に泣きついたら、先輩の代以前から懇意にしている日本橋のおせち専門の段ボールメーカーさんが、たった3時間で外箱を作ってくれたことがありました。全身が脱力する思いでした」。雨が降ろうと雪が降ろうと、こうしておせちは無事、各家庭に届けられる。
中には「配送不可」のおせちもある。料亭サイドが「配送中に万一事故があったら」と、持ち帰り限定の条件で作ったものだという。
内山さん一押しの「馳走 ●(=口へんに卒)啄」のおせちは残念ながらあっという間に売り切れてしまった。ただし、大みそか当日に10個限定(小型2段、2万1600円)で販売するという。ぜひご一考を。(三枝玄太郎/SANKEI EXPRESS)