後任候補には女性のミシェル・フロノイ元国防次官(53)、アシュトン・カーター前国防副長官(60)、ジャック・リード上院議員(65)=民主党=らが浮上している。
≪「側近政治」加速 オバマ氏孤立も≫
オバマ米大統領による事実上の更迭劇で、ヘーゲル国防長官が政権を去ることになった。約2年の任期を残すオバマ大統領は、シリア問題などで異論を唱えてきたヘーゲル長官を排除することで、ホワイトハウスを軸とする「中央集権化」と「側近政治」を強化し、求心力の低下に歯止めをかけながら、歴史に名を残すレガシー(遺産)の追求に躍起となっているようだ。
シリア問題で衝突
「(辞任の)決断は、ヘーゲル氏にとり、容易ではなかった」
オバマ大統領は辞任発表の記者会見で、アジア太平洋へのリバランス(再均衡)戦略や緊縮財政下での国防体制の再構築など、ヘーゲル長官の功績を評価する一方で、辞任理由には最後まで触れなかった。