ジョシュ・アーネスト大統領報道官(37)によると、今回の決断は、2人が「10月から何度も話し合いを続けた末の結論」だったという。
ヘーゲル長官はかねて、ロシアがクリミアを武力で併合したウクライナ情勢、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」や対シリア戦略でホワイトハウス側と衝突しており、政権内の意思・政策決定の遅さにも不満も抱いていた。
ヘーゲル長官は先週、共和党のジョン・マケイン上院議員(78)を訪れ、こうした不満をぶちまけていたという。
オバマ政権の安全保障チームをめぐっては、ロバート・ゲーツ元長官(71)、レオン・パネッタ前長官(76)も退任後に出版した回顧録の中で、オバマ大統領が国防総省の仕事の細部にまで口を出し、政策決定の過程を「中央集権化」して非生産的にしていると批判していた。
オバマ大統領はデニス・マクドノー大統領首席補佐官(44)、スーザン・ライス補佐官(国家安全保障問題担当)を軸とする“側近政治”を敷いており、ヘーゲル長官らの批判は、それに対するものである。