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米国防長官が辞任 後任に女性元次官ら浮上 「側近政治」加速 オバマ氏孤立も (4/4ページ)

2014.11.26 09:30

バラク・オバマ米大統領(右)が自身の更迭を発表する様子をみつめるチャック・ヘーゲル米国防長官=2014年11月24日、米国・首都ワシントン・ホワイトハウス(ロイター)

バラク・オバマ米大統領(右)が自身の更迭を発表する様子をみつめるチャック・ヘーゲル米国防長官=2014年11月24日、米国・首都ワシントン・ホワイトハウス(ロイター)【拡大】

  • ミシェル・フロノイ元国防次官=2011年12月7日、中国・首都北京市(AP)

 マケイン議員も24日、「2人の前任者とも政権からの口出しが過剰で、それがいかに仕事を難しくしていたかを証言している。チャック(ヘーゲル氏)の場合も同じだ」とオバマ大統領の手法を非難した。

 大統領の身代わり

 一方で、ヘーゲル長官が事実上、更迭されたのは「中間選挙で民主党が大敗した理由の一つに、政権の安全保障政策に対する国民の不満があり、(大統領の)身代わりとして責任を取らされた」(政治アナリスト)との見方もある。

 今のところ、ヘーゲル長官が交代してもアジア再均衡戦略や日米関係、中東政策などに大きな変化はないとみられている。だが、中央集権化と側近政治の強化が今後、吉と出るか凶と出るかは不透明で、状況次第では「オバマ氏と側近は孤立する」(政治アナリスト)との声もあがっている。(ワシントン 青木伸行/SANKEI EXPRESS

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