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危険度増すアフガン 首都でテロが激化 (3/4ページ)

2014.12.5 10:45

11月27日、首都カブールで自爆テロを受けた英国大使館の車両の残骸。5人が死亡、30人余りが負傷した=2014年、アフガニスタン(ロイター)

11月27日、首都カブールで自爆テロを受けた英国大使館の車両の残骸。5人が死亡、30人余りが負傷した=2014年、アフガニスタン(ロイター)【拡大】

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 ザヒル氏は一連のテロの責任を取り、「これ以上は続けられない」(カブール警察報道官)として30日に本部長の辞任を申し出て、その後、更迭された。

 タリバンは一連のテロについて、12月4日のロンドン支援国会合を前にした攻勢だとしている。比較的警備が厳重な首都でテロが可能になっていることについて、アフガンの政治評論家、モハンマド・ユーナス・ファコル氏は産経新聞の取材に、「地方でNATO軍が撤収するなか、タリバンが首都への攻勢を強めている」と分析する。

 ロイター通信によれば、南部ヘルマンド州では最近、ISAFの縮小に伴い英米軍が撤収し、アフガン治安部隊が使用している基地がタリバンに襲撃され、奪われそうになる事件も発生した。

 イラクの二の舞いを警戒

 AP通信によると、アシュラフ・ガニ大統領(65)は治安悪化の事態を重く見て、タリバンの勢力が強い南部ヘルマンド州、東部ガズニ州、ナンガルハル州に加え、北部クンドゥズ州などで文民や軍幹部の更迭に着手した。フランツ=ミカエル・メルビン駐アフガン欧州連合(EU)特使(56)は、「ガニ大統領は、軍内部の改革の必要性を感じている」としている。

来年以降 空爆などタリバン掃討作戦を継続する方針 

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