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【花緑の「世界はまるで落語」】(32) 5段階の水勢、振り出しに戻る (1/4ページ)

2014.12.8 18:30

1回「止」ボタンを押せば「ふつう」に戻り、そこからお好きな水勢にご調整ください!という状態(柳家花緑さん撮影)

1回「止」ボタンを押せば「ふつう」に戻り、そこからお好きな水勢にご調整ください!という状態(柳家花緑さん撮影)【拡大】

  • 落語家、柳家花緑(やなぎや・かろく)さん。移動の車中はリラックスして過ごします。ついいろんなことに目が行ってしまうもので(本人提供)
  • 【本の話をしよう】「落語が教えてくれること」(柳家花緑著/講談社、1000円、提供写真)
  • 【花緑の「世界はまるで落語」】落語家、柳家花緑(やなぎや・かろく)とその一門。(前列左から)花ん謝(かんしゃ)、鬼〆(おにしめ)、花緑、初花(しょっぱな)、柳貴家雪之介(やなぎやゆきのすけ)、(後列左から)圭花(けいか)、緑太(ろくた)、フラワー、緑君(ろっくん)、花いち(はないち)、まめ緑(まめろく)、花どん(はなどん、提供写真)
  • 【花緑の「世界はまるで落語」】落語家、柳家花緑(やなぎや・かろく)とその一門。(前列左から)花ん謝(かんしゃ、3人目の弟子)、鬼〆(おにしめ、2人目の弟子)、花緑(師匠)、初花(しょっぱな、最初の弟子)、柳貴家雪之介(やなぎやゆきのすけ、弟子ではなく一門に入門)、(後列左から)圭花(けいか、10人目の弟子)、緑太(ろくた、7人目の弟子)、フラワー(8人目の弟子)、緑君(ろっくん、4人目の弟子)、花いち(はないち、5人目の弟子)、まめ緑(まめろく、6人目の弟子(女性))、花どん(はなどん、9人目の弟子(花緑さんの弟子はこの時点で9人)=2012年7月7日現在

 おかげさまで全国で落語をやらせていただくので、移動は新幹線をよく利用します。そして最新型の新幹線に乗って、その最新振りにとても驚いて感心したんです。

 写真をごらんください。これは新幹線のトイレの押しボタンです。温水洗浄トイレなんですね今や!そして感心ポイントはこの先です。

 「水勢」と書かれた個所をごらんください。水勢とは、水の勢いをいうのですね、宇宙を飛んでるヤツ(彗星)じゃないんですね。油性じゃないボールペンのことでもないのね。「水勢」です。プラス、マイナスの真ん中に5つの丸があって、さらにその真ん中がグリーンに点灯している。そう水勢が5段階なんです。

 “5段階”…。余談ですが私は5段階と聞くと小学校の通信簿を思い出すんですよ。

 「ふつう」という真ん中を挟んで下は「ややおくれている」→「おくれている」。上は「ややすすんでいる」→「すすんでいる」。つまり「おくれている」が1で、「すすんでいる」が5という5段階評価です。

落語が口伝で良かった

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