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北極圏 スバルバル諸島(上) 「世界最北の街」まで中国食指 (3/4ページ)

2014.12.14 10:40

「北極圏の玄関口」「世界最北の街」などと呼ばれるノルウェー・スバルバル諸島ロングイヤービエンの空港ビル前にある、世界主要都市への距離を記した標識。その下には、シロクマ注意の警告もあった=2014年10月19日(内藤泰朗撮影)

「北極圏の玄関口」「世界最北の街」などと呼ばれるノルウェー・スバルバル諸島ロングイヤービエンの空港ビル前にある、世界主要都市への距離を記した標識。その下には、シロクマ注意の警告もあった=2014年10月19日(内藤泰朗撮影)【拡大】

  • 北極圏の島、スバルバル諸島に設置されたスバルサットのレーダー。巨大マッシュルームがニョキニョキと生えているみたいで、まるでSF映画のワンシーンを見るようだった=2014年10月17日、ノルウェー・スピッツベルゲン島ロングイヤービエン(内藤泰朗撮影)
  • 上空から見た北極圏のスバルバル諸島。氷河は温暖化のため、年々、減少しているが、厳しい環境であることに変わりはない=2014年10月15日、ノルウェー・スバルバル諸島のスピッツベルゲン島(内藤泰朗撮影)
  • 北極圏の島、スバルバル諸島のロングイヤービエンにあるスーパーの入口にもシロクマの剥製が飾ってあった=2014年10月17日、ノルウェー・スピッツベルゲン島(内藤泰朗撮影)
  • スピッツベルゲン島ロングイヤービエンのメーンストリートを散歩する親子。母親たちによると、北極圏は意外にも家族の絆が強まり、子育てに最適なのだという=2014年10月18日、ノルウェー・スバルバル諸島(内藤泰朗撮影)
  • ノルウェー・スバルバル諸島のスピッツベルゲン島ロングイヤービエン

 中国当局は今年、スバルバル諸島でオーロラ観測の大型レーダー建設の承認を求めていたが、ノルウェー政府は9月に許可しない意向を伝えた。理由は明かしていないが、専門家らは「レーダーは偵察衛星からの軍事機密情報の収集など、科学調査とは別な目的に使われる危険がある。過去にも使われた。国はリスクを避けることにしたのではないか」と指摘した。

 スバルバル諸島には、オーロラ観測用レーダー2基のほか、気象や資源探査、地形などさまざまなデータを人工衛星から受信するレーダー基地(スバルサット)がある。24時間リアルタイムで、大容量のデータを送受信できる設備を備えた北極圏で唯一の場所だという。顧客には、米航空宇宙局(NASA)や日本など各国政府のほか、米軍やノルウェー軍もいる。「インテリジェンスの集積地」といっても過言ではない。

 さらに、スバルバル諸島は1920年締結の国際条約により、締結国の国民に対して自由で平等な経済活動を保障している。中国も後から条約を締結しており、ノルウェーはアイスランドのような対応はできない。

 それでも、ノルウェーのある外交官は「スバルバル諸島はノルウェー領。何でも自分たちの思うようにできると思うのは大間違いだ」と強調した。

スバルバル諸島(svalbard)とは

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