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STAP細胞存在否定 検証打ち切り 理研発表 小保方氏退職へ (1/4ページ)

2014.12.20 07:00

STAP細胞の検証結果についての記者会見に臨む理化学研究所の相沢慎一特任顧問(左から2人目)ら=2014年12月19日午前、東京都港区(共同)

STAP細胞の検証結果についての記者会見に臨む理化学研究所の相沢慎一特任顧問(左から2人目)ら=2014年12月19日午前、東京都港区(共同)【拡大】

  • STAP細胞問題の経緯=2014年1月~2014年12月。※理研提供

 STAP細胞の有無を調べてきた理化学研究所は19日、小保方晴子(おぼかた・はるこ)研究員(31)が検証実験でSTAP細胞を作れず、論文の内容を再現できなかったと発表した。細胞の存在を事実上、否定する結果となり、理研は来春まで続ける予定だった検証実験を打ち切った。小保方氏は12月21日付の退職願を提出し、受理された。

 会見した実験総括責任者の相沢慎一特任顧問は「論文の手法で作製できるSTAP細胞はなかった。これ以上の検討は検証実験の範疇(はんちゅう)を超える」と述べた。

 小保方氏は「このような結果にとどまってしまったことに大変困惑している」とのコメントを出した。

 理研はSTAP細胞の有無に決着をつけるため、小保方氏自身による検証実験を7月に許可。小保方氏は9月中旬から2カ月半、論文(撤回済み)と同じ手法で作製に取り組み、期限の11月末に終了した。

 実験では万能性の目安となる遺伝子が働くと、細胞が緑色に光るように遺伝子操作したマウスを使用。白血球の一種であるリンパ球を採取し、弱酸性の溶液に浸してSTAP細胞の作製を試みた。

STAP細胞は作れなかった

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