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STAP細胞存在否定 検証打ち切り 理研発表 小保方氏退職へ (3/4ページ)

2014.12.20 07:00

STAP細胞の検証結果についての記者会見に臨む理化学研究所の相沢慎一特任顧問(左から2人目)ら=2014年12月19日午前、東京都港区(共同)

STAP細胞の検証結果についての記者会見に臨む理化学研究所の相沢慎一特任顧問(左から2人目)ら=2014年12月19日午前、東京都港区(共同)【拡大】

  • STAP細胞問題の経緯=2014年1月~2014年12月。※理研提供

 STAP細胞は新型万能細胞として脚光を浴びたが、発表直後から多くの疑惑が浮上。論文は既に撤回され、科学的な根拠は失われている。しかし小保方氏は4月の会見で「STAP細胞はあります」と強調し、その後も細胞の存在を主張してきた。

 他の研究者から作製できたとの報告はなく、その存在は疑問視されてきたが、存在しないことを科学的に証明するのは難しい。理研が当初認めなかった小保方氏の検証実験を許可したのは、「本人が作製できなかったら、できないという結論になる」(竹市雅俊・前研究センター長)との見通しがあったからだ。

 検証実験の打ち切りは当然だ。ただ、これで問題が解決したわけではない。STAP細胞が存在しないのなら、なぜ万能細胞の証拠となる写真などを論文に記載できたのか。細胞の正体は胚性幹細胞(ES細胞)との疑いが強まっており、真相究明が不可欠だ。

科学史に残る汚点

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