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美しい書店と居心地いい空間 台北「VVGサムシング」 (1/4ページ)

2014.12.25 12:50

「世界でもっとも美しい書店20」に選ばれた書店「VVGサムシング」の店内。笑顔をみせるのは店長のスイート・リンさん=2014年11月14日、台湾・台北市大安区忠孝東路四段(佐野領撮影)

「世界でもっとも美しい書店20」に選ばれた書店「VVGサムシング」の店内。笑顔をみせるのは店長のスイート・リンさん=2014年11月14日、台湾・台北市大安区忠孝東路四段(佐野領撮影)【拡大】

  • 「VVGサムシング」では、クッキングやアート系の書籍と雑貨が混然と並べられ、不思議な調和を保っている=2014年11月14日、台湾・台北市大安区忠孝東路四段(佐野領撮影)
  • 路地に面した「VVGサムシング」の入り口。真っ赤な引き戸が目印だ=2014年11月14日、台湾・台北市大安区忠孝東路四段(佐野領撮影)
  • 第1号店となったレストラン「VVGビストロ」。大きな窓から緑豊かな路地がみえる=2014年11月14日、台湾・台北市大安区忠孝東路四段(佐野領撮影)
  • 布地や糸からバス用品まで世界各国の生活用品を集めた「VVGシフォン」。手作りのぬくもりがコンセプトだ=2014年11月14日、台湾・台北市大安区忠孝東路四段(佐野領撮影)
  • 世界各国のお菓子を集めた「VVGボンボン」。懐かしい日本の駄菓子もあった=2014年11月14日、台湾・台北市大安区敦化南路一段(佐野領撮影)
  • テイクアウト専門店「VVGケータリング」の注文口。焼きたてのパンの香りがした=2014年11月14日、台湾・台北市(佐野領撮影)
  • 都市再開発で誕生した華山文創園区にある「VVGシンキング」2階の書籍と雑貨が一体化したセレクトショップ。1階はカフェレストランになっている=2014年11月14日、台湾・台北市(佐野領撮影)
  • 24時間営業の書店としてスタートした誠品書店が都市再開発で誕生した松山文創園区にオープンさせた「誠品生活松●(=くさかんむりに於)店」3Fのレクチャースペース。読書会などにぴったりだ。地上3階地下1階のビルには、書店、ティーサロン、生活雑貨、ブティックから映画館やレストランまで台北の最新カルチャーが詰まっている=2014年11月15日、台湾・台北市(佐野領撮影)
  • 台湾茶のイメージを一変させたお茶とカフェのブランド「CHA_CHA_TEA」のモダンな店舗。最高級の茶葉をカラフルでおしゃれなパッケージで提供している=2014年11月14日、台湾・台北市大安区復興南路一段(佐野領撮影)
  • 友人たちとVVGを立ち上げたグレース・ワンさん。世界各国からの仕入れを担当する目利きでもある=2014年11月14日、台湾・台北市(佐野領撮影)
  • 台湾・台北市大安区の本屋「VVGサムシング」
  • 台湾・台北市

 【大人の時間】

 本屋にカフェや雑貨店を組み合わせた知的で居心地のいい空間が台北のあちこちに出現している。その先端を走るのが、ひとつずつ個性の違うレストランやショップを提案している「VVG」だ。1999年、台北の住宅街にオープンした小さなレストランに始まり、気持ちのいいライフスタイルを探っていく独自の歩みが静かに支持を広げ、リスク覚悟で2009年に立ち上げた本屋が「世界でもっとも美しい書店20」に選ばれて勢いがついた。現在は工場跡地の再開発エリアに出店した最新のショップを含め8店舗を展開している。台北の新たな顔を訪ねた。

 いいもの、好きなものを並べる

 台北の大通りのひとつ、忠孝東路から地図を頼りにいくつか角を曲がると、よく手入れされた植栽の緑が豊かな路地にたどり着いた。赤い引き戸の奥にある、小ぢんまりした空間が目指す本屋「VVGサムシング」だ。

 クッキング、デザイン、アート…。英語やフランス語の書籍も多い。大学で心理学を専攻していたという店長のスイート・リンさんは「自分たちの興味がある本を並べていったら、こんな書棚になった」と笑う。

レストランから多角的に広がる

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