当時8歳だった日系2世のエレーン・フナコシさん(81)は、自宅の庭で日本軍機を目撃した。「若い美男子のパイロットが手を振ったのを覚えています。開戦後、日系人は随分差別を受けました」と心境は複雑だ。
真珠湾にあるヒッカム基地のデビッド・ホンチュル大佐(51)は「司令部の建物には日本軍の弾痕もある。毎年12月7日には攻撃で破れた星条旗を掲げ、若者に何があったか伝えている。戦時中のできごとの是非ではなく、事実の記憶を消さないことが大切だ」と強調した。
ヘリをチャーターし、真珠湾攻撃と同時刻に上空を飛んだ。まぶしい日差しと澄んだ水面が印象的だった。あの日、日本軍のパイロットたちが見た風景はこれだったのか。身震いを覚えた。(写真・文:写真報道局 鈴木健児/SANKEI EXPRESS)