テレビ朝日系「ドクターX~外科医・大門未知子~」制作発表会見に出席した米倉涼子(前列右から2番目)ら出演者=2014年9月30日、東京都港区(春名中撮影)【拡大】
彼女たちは、男女平等は当然という戦後憲法下の教育を受けながら、会社や家庭を問わず、社会全体がそうはなっていない面が多々あることを実感している。さらに男女平等は「結婚によって保障されるわけではない」と考えているからだ。
「きょうは会社休みます。」で綾瀬はるかさん(29)が演じた主人公、花笑は会社に来たアルバイト学生と恋仲になるまで、男性経験がなかった。最終的には学生と破局し、一人暮らしを一生続けることも覚悟し保険に入り、全10話が終わる。それが、社会実態への恨みとも重なり彼女たちを泣かせたのだ。
一方で、彼女たちは、「ドクターX」の主人公である優れた技術を持つ孤高の医者、大門未知子と、それを演じた米倉さんの実人生をダブらせて、そうした生き方こそ、自分たちの母親の時代にはなかった、望むべき生き方だと考えているらしい。
個人の努力を重視
米倉さんは、ミュージカルの本場、米ブロードウェーの舞台で主演を務めることを志し、それを努力の積み重ねで実現している。出演するテレビドラマのほとんどが高視聴率をあげており、メディアにとってもヒロインそのものだ。