90年代に高い人気
盗まれた絵画は、「ウェンディと私」というタイトルの1997年の作品。ロドリーゲ氏が2番目の妻、ウェンディさんと結婚した際に描いたものだ。
ロドリーゲ氏は米フランス系移民ケイジャンの家系で、ケイジャンの狼男伝説をモチーフにした青い犬が登場する作品を描き、90年代に高い人気を博した。
盗まれた絵が幸いにも直後に発見されたのは、地元テレビの報道を見て、絵画を持ったままでは逃げ切れないと判断した犯人が路上に置いていったためとみられる。
7日には絵を取り返してもらったロドリーゲ氏の子息、ジャック・ロドリーゲ氏が記者会見を開き、バンドメンバーに感謝を表明したが、彼らは謝礼の受け取りを拒絶して颯爽と去っていったという。
絵が取り戻せたことで警察は付着した指紋の鑑定などを行い、犯人の特定につなげられると喜んでいる。バンドとしての知名度はもう一つの「ステレオ・ファイア・エンパイア」。BBCによると、謝礼を断ったメンバーのニューカークさんはこんな冗談を飛ばしているらしい。
「この事件をテーマにした曲を書いたら、売れるかな?」(SANKEI EXPRESS)