店1番の人気メニューであるオムライス(小650円、中950円、大1400円)。甘酸っぱいケチャップライスをしっかりと焼いた卵で巻かれた伝統的な味わい=2014年12月22日、京都市左京区(志儀駒貴撮影)【拡大】
クリーミーなベシャメルソース
また、生クリームと牛乳がベースのベシャメルソースのクリーミーなカニクリームコロッケも忘れてはならないメニューだろう。きつね色に揚げられたコロッケの断面は、きれいなホワイトクリーム色にカニの赤色がほんのりのぞく。
「ベシャメルソースの味わいを存分に味わっていただきたいので、味が足りないときは塩をぱらりと振りかけてみてください」と3代目にあたる畠中幸治さん。ズワイガニの身もたっぷり入っている。一口切って舌に乗せれば、とろけるような軽い仕上がりだ。
優しくていねい、ボリュームも
「小宝」という店名は、明治生まれの初代、畠中百馬さんが修業していた京都・祇園の洋食店の名店「たから船」から一字をいただいて名付けたそう。1961年のオープン以来54年。その味にひかれ、祖父母から孫へと3世代で通う人もいるほどだ。