NCCによると、シリア内戦に参戦した欧米人の内訳は、昨年9月の時点でフランス700人、英国500人超、ドイツ400人。米国人も100人超とみられる。ベルギー紙によると、ベルギーからは約180人がイスラム国などに加わっているほか、約100人が既に帰国したとみられている。
2005年のロンドン同時テロのように、イスラム教徒の移民2世ら欧州社会に溶け込めない若者が「突破口」として過激思想に傾倒する例が多い。だがイスラム教と無縁だった若者が、ネット上で過激思想に引き込まれる例も増えている。
英紙ガーディアンによると、国連安全保障理事会は昨年秋の報告書で、出身国以外で活動する「外国人テロリスト」の人数が10年以降に急増し、それまでの20年間の累計を既に大きく上回ったと警鐘を鳴らした。
フランスで一連のテロを起こし、射殺された3容疑者はイラクの過激派にフランス人を戦闘員として送り込む組織に関わったとされ、うち2人はイエメンで戦闘訓練を受けたと報じられた。ベルギーでは昨年5月、イスラム国に参加したアルジェリア系フランス人がブリュッセルのユダヤ博物館で4人を射殺するテロを起こしている。(共同/SANKEI EXPRESS)