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連続テロ 人質救ったマリ男性に特例措置 「私たちは兄弟」英雄に仏国籍 (2/3ページ)

2015.1.18 00:00

ジョン・ケリー米国務長官とアンヌ・イダルゴ・パリ市長の会談会場に招かれ、報道陣や多くの市民に取り囲まれるラッサナ・バティリさん=2015年1月16日、フランス・首都パリ市役所(AP)

ジョン・ケリー米国務長官とアンヌ・イダルゴ・パリ市長の会談会場に招かれ、報道陣や多くの市民に取り囲まれるラッサナ・バティリさん=2015年1月16日、フランス・首都パリ市役所(AP)【拡大】

  • 【仏紙銃撃テロ】週刊紙銃撃事件の容疑者の足取り=2015年1月7~1月9日、フランス
  • 【仏紙銃撃テロ】4容疑者の関係図=2015年1月7日~1月9日、フランス
  • マリ・首都バマコ
  • フランス・エヌ県、セーヌエマルヌ県

 クリバリ容疑者が1階で「地下にいる者は上がってこい」と命令すると、バティリさんは「今行く」と返答。大型冷蔵庫の中の客には「私が行くから大丈夫」と伝えて業務用エレベーターで1階に上がり、一瞬のすきを突いて外に脱出した。

 脱出当初は犯人の仲間かと警察に疑われたが、状況を説明し、立てこもりの様子や人質が隠れている場所などを図面を描いて伝えたという。立てこもりは警察隊が強行突入するまで約4時間に及び、この間、クリバリ容疑者から銃を奪おうとして抵抗した男性ら4人が殺害されたが、冷蔵庫に隠れた6人は最後まで無事で、解放後、異口同音にバティリさんに「命の恩人」と感謝した。

 勲章授与へ32万人署名

 この一部始終が仏メディアで報じられると、ネット上で、バティリさんにフランス国籍を与え、さらにレジオン・ドヌール勲章(国家勲章)も授与しようという署名運動が起こり、16日までに32万人が署名した。カズヌーブ内相は「国籍取得申請を至急処理し、認可するよう指示した」と話し、フランソワ・オランド大統領(60)も、バティリさんに直接電話して勇気をたたえた。16日、パリでオランド大統領と会談した米国のジョン・ケリー国務長官(71)も「時として、ごく普通の人が偉大なヒーローになる。今回もそうだった」と、バティリさんの勇気ある行動に言及した。

「危機には助け合いを」

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