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【イスラム国殺害予告】拘束の2人 シリアに強い関心 (1/4ページ)

2015.1.21 09:15

戦闘車両に乗り、イラク第2の都市モスルの幹線道路をパレードする「イスラム国」の兵士=2014年6月23日(AP)

戦闘車両に乗り、イラク第2の都市モスルの幹線道路をパレードする「イスラム国」の兵士=2014年6月23日(AP)【拡大】

  • 【イスラム国殺害予告】邦人拘束事件の経過=2014年7月28日~2014年12月6日
  • イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の人質になった外国民間人=2015年1月20日現在
  • 過激派「イスラム国」とみられるグループが1月20日発表したビデオ声明の全文=2015年
  • イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の活動領域=2015年1月18日現在

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」とみられるグループの人質となり、殺害予告の対象になったとみられる湯川遙菜(はるな)さん(42)と後藤健二さん(47)はシリアに関心を持ち、活動を続けていた。その最中に拘束されたとみられる2人。詳細な様子が分からない中、家族や知人は無事を祈り続けた。

 2014年8月にイスラム国に拘束されたとされる湯川さんは「民間軍事会社」と称する「ピーエムシー」の最高経営責任者。家族によると、千葉県内の高校卒業後、実家を出た。その後結婚したが、妻を亡くし、一人暮らしだった。

 ピーエムシー顧問の木本信男さん(70)に妻の死去を告げた際、湯川さんは「自分は妻も子供もいないので、仕事に命をかける」と意気込みを語っていた。

 湯川さんのフェイスブックには、14年5月にシリアを訪問した際の写真が掲載されていた。「(シリアの武装組織)自由シリア軍の多くの方々にとても親切にしていただいた」と記載。家族には「シリア人の仲間に会いに行く」と告げ、消息が分からなくなった。

 湯川さんとともに人質になったとみられる後藤さんはフリージャーナリスト。1996年に設立した映像通信会社「インデペンデント・プレス」のホームページでは、「困難な環境の中で暮らす子ども達にカメラを向け、世界各地を取材している」と活動を紹介している。

「イスラムについてはいろいろ誤解がある。シリアに取材に行きたい」

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