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【イスラム国殺害予告】首相の中東歴訪タイミング狙う (1/5ページ)

2015.1.21 09:00

「イスラム国」とみられるグループによるビデオ声明について記者会見する安倍晋三(しんぞう)首相=2015年1月20日、イスラエル・首都エルサレム(ロイター)

「イスラム国」とみられるグループによるビデオ声明について記者会見する安倍晋三(しんぞう)首相=2015年1月20日、イスラエル・首都エルサレム(ロイター)【拡大】

  • イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の人質になった外国民間人=2015年1月20日現在
  • 過激派「イスラム国」とみられるグループが1月20日発表したビデオ声明の全文=2015年
  • イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の活動領域=2015年1月18日現在
  • イスラエル・首都エルサレム。イスラエル・ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区とパレスチナ自治区ガザ地区

 「イスラム国」とみられる集団による日本人2人の殺害警告の一報は、中東歴訪最終日の朝に安倍晋三首相(60)のもとに飛び込んできた。首相は今回の外遊でテロと厳しく対峙する姿勢を示してきたが、イスラム国側はそのタイミングを狙って犯行声明を突きつけてきた格好だ。「積極的平和主義」を掲げる首相は、厳しい対応を迫られている。

 「人命を盾に脅迫することは許し難い行為で、強い憤りを覚える」

 安倍首相は当初の予定より約1時間遅れで始まったエルサレムでの記者会見でこう述べ、テロに屈しない姿勢を重ねて強調した。

 会見前には、イスラム国とみられる集団のビデオ声明の映像を確認し、菅義偉(すが・よしひで)官房長官(66)に情報収集の指示を出すなど、自ら陣頭指揮に立つ構えをみせている。

 首相がテロとの戦いに一貫して強気の姿勢を示しているのは、今回の中東歴訪で日本政府が各国でおおむね好意的に受け止められていることがある。

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