6泊以上滞在してもらうことを想定しており、観光庁の担当者は「地域で連携し、ストーリー性のあるルートを海外に発信してもらいたい」と話している。
中世の面影を残す都市や城をバスで巡ることができるドイツのロマンチック街道の日本版をイメージしている。国内の先行事例としては、東海から北陸地方を南北に結ぶルートを、関係自治体が中国人に人気がある竜に見立てた「昇竜道プロジェクト」としてPRしている。
観光庁によると、2013年の外国人の延べ宿泊者は約3350万人で、都道府県別にみると東京、大阪、北海道、京都、千葉の上位5位だけで過半数を占めており、地方を訪れる外国人はまだ少ないのが現状だ。(SANKEI EXPRESS)