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【イスラム国殺害脅迫】勢い陰り 「聖戦の象徴」奪還切望か (1/5ページ)

2015.1.29 07:00

ヨルダン・首都アンマンで取材に応じる中山泰秀外務副大臣(中央)=2015年1月28日(AP)

ヨルダン・首都アンマンで取材に応じる中山泰秀外務副大臣(中央)=2015年1月28日(AP)【拡大】

  • 人質をめぐる「イスラム国」との関係=2015年1月26日現在。※後藤健二さんの顔写真は、インターネットに公開された画像から
  • イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の活動地域=2015年1月27日現在

 後藤健二さん(47)を人質に取ったイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の犯行グループは、ヨルダンで収監されている女死刑囚の釈放期限を24時間後に設定し、交換を急いだ。イスラム国は米軍主導の空爆にさらされ、シリア北部の要衝で「敗北」を喫したばかり。イスラム国側は守勢に回った焦りから、「聖戦(ジハード)の象徴」を取り戻す成果を切望しているとみられる。

 「敗北」のイスラム国

 「全てのイスラム教徒よ。イスラム国はますます強くなっている。自信を持って歩め」。イスラム国のアドナニ広報担当者は26日公表の音声声明で、ヘーゲル米国防長官らが主張する「守勢」を強く否定した。

 イスラム国は昨年6月、イラクとシリアに広い領土を持つ「国家樹立」を一方的に宣言した。町や軍事拠点を次々と制圧、戦闘員が欧米など各国から流入した。国際テロ組織アルカーイダ以来の「怪物」の登場で世界に衝撃が走ったが、その勢いには最近、陰りも指摘される。

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