それが24日の2度目の声明は一転。映るのは白い背景に立つ後藤さんの静止画だけで、音声は湯川さんを殺害したと主張し、身代金ではなくヨルダンで収監中の女死刑囚の釈放を求めた。
グループがいら立ちを見せたのは27日の3度目だ。「(釈放は)難しくないだろう」。男性の静止画と音声の組み合わせは同じだが、ヨルダン政府を批判し、24時間以内に要求に応じなければ拘束中のヨルダン軍パイロットと後藤さんを殺害すると圧力を強めた。
最新の声明は公表を急いだのか、30秒ほどで、後藤さんを名乗る男性の音声の他はメッセージがアラビア語で表示されるだけだった。だが、それまでのように起点が不明な期限ではなく「(イラク北部)モスル時間1月29日木曜日の日没」と初めて明示し、釈放を迫った。(共同/SANKEI EXPRESS)