都内のスーパーの乳製品売り場。生乳価格の上昇で値上げの動きが広がっている=東京都内(共同)【拡大】
スターバックスコーヒージャパンは牛乳を使用する氷飲料「フラペチーノ」の6品を2月15日から3~5%程度値上げする。
日用品では印刷用紙の価格が上がる。王子製紙、日本製紙、大王製紙、三菱製紙の製紙大手は2月1日出荷分から価格を10%以上引き上げる。
米映画テーマパークのユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、1月30日から1日券「スタジオ・パス」の大人料金を6980円から7200円に引き上げた。
電力やガスの2月料金は、東北、東京、中部、関西、中国、九州の電力6社と、東京、東邦、大阪、西部のガス大手4社が上がる。原油や液化天然ガス(LNG)など、昨年9~11月の燃料の平均輸入価格を基に算定した。原油が下落する一方でLNGや石炭の価格が上昇した。
一方、原油安を背景に日本航空と全日本空輸は、2月発券分から国際線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を値下げする。
≪日銀追加緩和が引き金 円安見越す≫
食品や製紙メーカーが相次いで値上げに踏み切るのは、昨年10月に日銀が決定した追加金融緩和が大きなきっかけになったとの見方が多い。大規模な金融緩和で今後も円安基調が続き、輸入原材料価格が上昇すると見越して、各メーカーは値上げ判断に傾いた。