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卑屈テロ「日本は屈しない」 「イスラム国」後藤さん殺害映像 (2/3ページ)

2015.2.2 00:03

  • 人質をめぐる「イスラム国」との関係=2015年1月26日現在。※後藤健二さんの顔写真は、インターネットに公開された画像から
  • イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の活動地域=2015年1月29日現在

 映像声明では、ナイフを持った黒い覆面の男が、オレンジ色の服を着て座った後藤さんとみられる男性の横に立ち、日本政府と安倍首相へのメッセージを読み上げた。映像にはイスラム国のメディア部門のロゴが入っていた。男は、日本が「邪悪な有志国連合」と同様にイスラム国に対する「勝ち目のない戦いに参加するという無謀な決断」をしたため、後藤さんを殺害すると主張。今後も場所を問わず日本人を殺害すると脅迫し「日本にとっての悪夢が始まる」と警告した。最後に、男性の遺体が映し出された。

 邦人保護へ法整備急務

 「日本がテロに屈することは決してない。中東への食糧、医療などの人道支援をさらに拡充していく」。安倍首相は1日朝、後藤さんを殺害したとみられる動画が公開されたことを受け、繰り返しこう強調した。

 今回の事件は、人質に取られて殺害された湯川遥菜(はるな)さん(42)、後藤さん2人だけに向けられたものでなく、日本人、日本国全体に対する挑戦だ。日本が好むと好まざるとにかかわらず、イスラム国は日本を敵だと思っている。善意や誠意が通じるような相手ではない。そして、暴力で秩序を破壊しようとする勢力との話し合いは意味を成さず、力で立ち向かうしかない。

壊滅へ「地上部隊」必要

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