2月4日、ヨルダン中部カラクに近い村で行われたヨルダン軍パイロット、モアズ・カサスベ中尉の葬儀に出席した中尉の父、サフィ氏(左から3人目)。ヨルダンでは「イスラム国」への報復の思いが全土で煮えたぎっている=2015年(AP)【拡大】
ロイター通信によると、米高官は4日、有志連合の空爆作戦に参加していたUAEが、昨年12月から空爆などの作戦参加を停止していることを明らかにした。新型輸送機オスプレイの投入など、イスラム国攻撃に向けて米軍が体制を強化することを空爆再開の条件としているという。(アンマン 吉村英輝/SANKEI EXPRESS)
≪揺らぐ有志連合 米、統率に腐心≫
「イスラム国」に対する有志連合による空爆作戦をめぐり、米CBSテレビは4日、米軍がイラク北部に捜索・救難ヘリコプターを移動させていると伝えた。イスラム国が殺害したとしているヨルダン空軍パイロット、モアズ・カサスベ中尉の拘束を受け、UAEが昨年12月以降、空爆への参加を見合わせていると指摘されるなか、米国として作戦を主導する意思を有志連合の各国に示す狙いもありそうだ。
参加を停止しているUAEは、救難態勢の充実を再開の条件としている。CBSは救難ヘリの展開には、「墜落したパイロットと接触するまでの時間と距離を短縮する」狙いがあると報じた。