2月4日、ヨルダン中部カラクに近い村で行われたヨルダン軍パイロット、モアズ・カサスベ中尉の葬儀に出席した中尉の父、サフィ氏(左から3人目)。ヨルダンでは「イスラム国」への報復の思いが全土で煮えたぎっている=2015年(AP)【拡大】
ただ、米国務省のジェン・サキ報道官(36)は4日の記者会見で、米政府が3日、ヨルダン政府との間で人道分野を中心に支援規模を引き上げる了解覚書に署名したことを挙げ、「ヨルダンが必要としているのは難民流入に対する人道支援だ」と述べた。
オバマ氏は地上部隊の派遣など、空爆以外の作戦にはなお慎重だ。ジョシュ・アーネスト大統領報道官(37)は4日の記者会見でUAEの判断に関し、「有志連合が衰えるわけではない。UAEには対イスラム国戦略の他の分野で果たす重要な役割がある」と述べるにとどめた。(ワシントン 加納宏幸/SANKEI EXPRESS)