台北市長選に当選し、家族や支持者らとともに喜び合う柯文哲氏(中央)。総統への登竜門ともいわれる台北市長の座に就いてから1カ月半、その言動は絶好調だが、不安も指摘されている=2014年11月29日、台湾・台北市(AP)【拡大】
こうした柯氏の言動には、市議会の国民党議員だけでなく国民党寄りのメディアでも不満がくすぶる。国民党の朱立倫主席(53)が目下、台北市に隣接する新北市の市長として柯氏との連携に前向きな姿勢を示しているため、大きな批判にはなっていないものの、柯氏の“快進撃”がいつまで続くかは予断を許さない。(台北支局 田中靖人/SANKEI EXPRESS)
■柯文哲氏 1959年8月、台湾北部、新竹(しんちく)市生まれの外科医。台湾大医学部を卒業後、台湾大病院に勤務、米ミネソタ大外科研究員、台湾大医学院助教授などを経て2013年から教授。救急医療や臓器移植、人工臓器の専門家として有名。陳水扁前総統の後援会幹部を務めたことがあり、昨年11月の台北市長選に民進党の支持を受けながら無所属で出馬、当選した。