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従来のイメージ覆す「装飾性」「幻想絶佳:アール・デコと古典主義」 (3/3ページ)

2015.2.9 09:25

アンリ・ラパン「朝香宮邸_大客室壁画」(1933年、東京都庭園美術館)=2014年10月27日(提供写真)

アンリ・ラパン「朝香宮邸_大客室壁画」(1933年、東京都庭園美術館)=2014年10月27日(提供写真)【拡大】

  • アルフレッド・ジャニオ「エロス」(1921~22年)ギャルリー・ミシェル・ジロー(パリ)/アンヌ・ドムーリス・コレクション(提供写真)
  • ダイニング用センターピース「二人のナイト」ルネ・ラリック(1920年、箱根ラリック美術館、提供写真)

 展覧会では、旧朝香宮邸のガラス工芸も担当したルネ・ラリックや、アール・デコの天才デザイナー、ジャック・リュールマン、古典主義のモチーフで描いたジャン・デュパやロベール・プゲオンらの画家を含む計33人の絵画、彫刻、工芸、磁器、家具などを展示している。

 アール・デコは2つの戦争に挟まれたこともあって検証されず、1970年ごろから「アール・デコ様式」として認められるようになった。しかし、「工業化や技術の進歩など“進化していく”ことに重きを置く時代の潮流の中で、逆方向の『古典主義』が含まれていたことはあまり注目されなかった」(東京都庭園美術館の関昭郎事業企画係長)。

 しかし10年ほど前から、アール・デコが多様な文化の上に形成されていたことを再解釈する動きが出ているという。(原圭介/SANKEI EXPRESS

 【ガイド】

 ■開館30周年記念展「幻想絶佳:アール・デコと古典主義」 4月7日まで、東京都庭園美術館(東京都港区白金台5の21の9)。一般1200円。第2、4水曜日休館(祝日の場合は翌日休館)。(電)03・5777・8600。

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