サイトマップ RSS

【逍遥の児】天空の城塞 備中松山城 (1/2ページ)

2015.2.10 11:00

 天空の城塞(じょうさい)。備中(びっちゅう)松山城。岡山県高梁(たかはし)市に建つ。生涯に一度は訪れてみたいと思っていた。この冬。ようやく念願がかなった。

 雪が降る。険しい山道を登っていく。1歩。1歩。1歩。息が荒くなる。ようやく本丸に着いた。突如、雪がやんだ。からりと晴れた。真っ青な空。

 松山城は鎌倉時代、高梁川を見下ろす小高い山(標高430メートル)に築かれた。石段を登る。天守に入った。荒々しい削り跡がむき出しの柱。板の間にいろり。冬の籠城戦に備えた。ここで暖を取り、食事をしたのだろう。一段高く「装束の間」。籠城時、城主の居室となった。床下には石を詰め込んでいる。暗殺を狙う忍びの者が侵入できないようにとの工夫だ。解説にはこう記してあった。

 「戦に敗れ、落城の時は、城主の死に場所でもある」

 松山城は備中の国の戦略拠点だった。戦国時代、激しい争奪戦が繰り返されている。落城の危機に直面した悲運の城主もいたのだ。

 城内で資料を読む。意外な史実を知った。江戸時代。当時の城主だった水谷(みずのや)氏がお家断絶となった。幕府は城の接収を決定した。

天守があまりにも険しい山頂にあるため…

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ