タス通信によると、親露派「ドネツク人民共和国」は今月13~14日、拠点都市ドネツクなどがウクライナ軍の砲撃を受け、4人が死亡、9人が負傷したと発表した。
米国務省のサキ報道官は13日の記者会見で、ロシア軍がこの数日間、デバリツェボ周辺に大量の多連装ロケット砲などを配備しウクライナ軍を砲撃していると明言。国境沿いで親露派への大量の支援物資を準備していると非難した。
ウクライナのポロシェンコ大統領、ロシアのプーチン大統領、ドイツのメルケル首相、フランスのオランド大統領の4首脳による停戦合意は、15日の発効後2日以内に重火器の撤去を始め、2週間以内に完了、双方の支配地域の間に緩衝地帯を設けることなどを盛り込んだ。(共同/SANKEI EXPRESS)
≪解けぬ緊張 「露は次々と兵力供給」≫
15日発効のウクライナ東部の停戦合意が確実に履行されるかは事実上、ロシアの出方にかかっている。ロシアが親ロシア派武装組織を支援するため武器や戦闘員を送り込んでいることが、戦闘がやまない原因とみられているためだ。ウクライナも応戦する構えで、停戦発効後も緊張が続くのは必至だ。