イエメン中部イッブで破壊された車の周りに集まる武装組織「フーシ派」の民兵=2015年8月14日(ロイター)【拡大】
米国務省のハーフ副報道官は6日の会見で、反政府民兵が権を掌握したと宣言したことについて「一方的な宣言であり、合意に基づいた政治危機の解決とは言えない」と非難。ハディ暫定大統領が現在も法的に唯一の大統領であり、ザイド派による政権樹立を認めないと明言した。同時に、「米国にとってイエメンでとりわけ重要なのは対テロ作戦だ」と述べた。
一方、国防総省のカービー報道官は10日の会見で「政情不安の結果、(対テロ作戦に)影響が出ているのは確かだ」と述べた認めた。(SANKEI EXPRESS)