繊細で柔らかい感受性と、深く思考する力、芯の強さを併せ持つ彦田来留未ちゃん(左)と一緒に一般社団法人「Get_in_touch」理事長の東ちづるもジャンプ!=2015年1月24日(越智貴雄さん撮影、提供写真)【拡大】
そんな体験から「学校に行くことだけが日本の子供にとって幸せなのかな」と考え、再び通いはじめた東京シューレで、仲間たちと「子どもの権利条約」を学び、「不登校の子どもの権利宣言」にまとめた。
冊子はグッとくる内容だった。不登校を選ばざるを得なかった子供たちの、声にできない叫びや涙が詰まっていた。生きづらさのあまり高校3年間の記憶がほとんどない私も、この宣言を手にしていたら、どんなに救われただろう。子供にも安心して“休む権利”があるなんて発想もなかったのだから。
くるみちゃんは「無理して通い続けている子にも、不登校で自信をなくしている子にも読んでほしい」という。もちろん子供だけでなく、不登校を甘えやわがままだと思っている人、教育関係者にもぜひ読んでほしい。
学びは本来、楽しいはず
昨年の8月が終わる頃、くるみちゃんからフェイスブックでのシェアを依頼するメールがきた。
「毎年2学期に、いじめや不登校を理由にした自殺が増えることを止めたい思いで、動画を緊急配信しました。『学校のことを考えるのがつらいひとへ2014』http://youtu.be/_M3RFKaamsE」