首都アテネで記者会見するギリシャのヤニス・バルファキス財務相(右)とオランダのデイセルブルム財務相=2015年1月30日、ギリシャ(AP=共同)【拡大】
ギリシャのチプラス新政権の目標は、緊縮策や巨額の債務負担を軽減させる新たな支援枠組みの構築。デイセルブルム氏は現行の支援策を延長すれば数カ月の余裕ができ、緊縮策の在り方も協議できるとギリシャ側に歩み寄りを求めた。
会合前、EU側は「ギリシャが6カ月の延長を求める考えを表明した」との内容を含む声明案を準備したが、チプラス首相は「受け入れられない」との声明を出して反発した。(共同/SANKEI EXPRESS)
≪市場でユーロ圏離脱シナリオ浮上≫
財政危機にあえぐギリシャの債務問題をめぐる「債権者」EUとの協議は難航が続く。EUや国際通貨基金(IMF)への返済期限が刻々と近づく中、市場では再び、ギリシャがユーロ圏を離脱するシナリオが浮上し始めた。
今月末に期限切れ
「今週中がギリシャの決定の最終期限だ」。交渉が長時間に及ぶと予想されていた16日のユーロ圏財務相会合は約3時間で終了。会合後の記者会見に臨んだデイセルブルム議長(オランダ財務相)は、厳しい緊縮策を伴う現行の支援策延長を求めるのか拒否するかを迫った。