「健康で長生き」をただ願っているだけでは実現しない。「ピンピンコロリ」も、筋肉を育てて、寝たきりなどにならないように努力して「健康寿命」を伸ばした人だけが実現できる。
「病気だから」「年だから」といって動かなければ、機能は確実に衰える。年齢を重ねればなおさら、廃用にならない覚悟が大事になってくる。
とはいえ、肩肘張って、運動にがんばりすぎて体を壊してしまっては元も子もない。正しくリハビリやストレッチを行う必要がある。
周りを見渡せば、世間のサルコペニア対策は徐々に進んでいるようだ。全国にある民間スポーツジムには終日、高齢者があふれている。社交の場が、病院とスポーツジムに二極化しているらしい。
楽しみながら静かな覚悟を持った高齢者が増えている。団塊の世代が健康寿命の延伸にどこまで貢献するか。期待するところ大である。(気仙英郎/SANKEI EXPRESS)