「まるで奴隷のよう」
上村さんもリーダー格の少年から度重なる暴力を受けていたとみられる。
上村さんは1月ごろ、左目に殴られたようなあざをつけ、顔を腫らしていたことがあった。
知人女性(18)が上村さんに理由を聞くと「階段から転んだ」と説明。不審に思い、問い詰めると真相を打ち明け「本当にお願いだから、○○君(リーダー格の少年)にやられたって言わないでね」と話した。この時の様子について女性は「怖がってもいたし、かばってもいた。最後まで人を信じる子だった」と振り返る。
暴力は事件直前にエスカレートしたようだ。上村さんは無料通信アプリ「LINE(ライン)」で友人に「グループから万引するよう指示された。断ったら殴られた」。そして、こう続けた。「グループから抜けると言ったら暴力も激しくなった。もう限界だ。殺されるかもしれない」
当初、上村さんは少年ら年上グループを遊び仲間と思っていたようだ。しかし、実態は違っていた。