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【Q&A】スカイマーク再建 「羽田枠」狙い20社前後が支援名乗り (1/3ページ)

2015.3.2 09:00

着陸する全日空機と離陸を待つスカイマーク機=2015年2月23日午後、福岡県福岡市博多区・福岡空港(共同)

着陸する全日空機と離陸を待つスカイマーク機=2015年2月23日午後、福岡県福岡市博多区・福岡空港(共同)【拡大】

 民事再生手続き中のスカイマークが、再建を支援するスポンサーの募集を締め切り、ANAホールディングスやエアアジアといった航空会社のほか、異業種から20社前後が名乗りを上げました。

 Q 民事再生手続きとは

 A 経営困難となった企業が再建を目指すために定められた民事再生法に基づく手続きです。借金を大幅に減らすことができます。経営陣が残って事業を続けながら再建の計画を作ることができるのも特徴です。

 Q 運航に影響は

 A 既にスポンサー契約を結んだ投資ファンドのインテグラル(東京)が90億円まで必要な額を融資する予定で、燃料代や空港の使用料に充てられるため、当面の資金繰りに支障はありません。機体を小型機に統一して、運航面での無駄も減らしており、営業は継続できると説明しています。

 Q スカイマークが運航している地方路線はどうなりますか

 A 搭乗率が低迷しており、今年1月には仙台-神戸などの路線で3割台にとどまりました。沖縄県の石垣、宮古の両空港は3月28日に運航を取りやめることを決めていますが、有森正和社長は「(一層の)再編はあり得る」と話しており、もうからない路線は、減るかもしれません。

羽田空港の発着枠「36枠」

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