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ペインタリーで新境地開く 「山口晃展 前に下がる 下を仰ぐ」 (1/3ページ)

2015.3.9 11:15

ポスター用描きおろし原画「続・無残ノ介」_2007年_紙にペン、墨、水彩_51.7x73.5cm(宮島径さん撮影、提供写真)。(C)YAMAGUCHI_Akira,Courtesy_Mizuma_Art_Gallery

ポスター用描きおろし原画「続・無残ノ介」_2007年_紙にペン、墨、水彩_51.7x73.5cm(宮島径さん撮影、提供写真)。(C)YAMAGUCHI_Akira,Courtesy_Mizuma_Art_Gallery【拡大】

  • 山口晃「忘れじの電柱_イン水戸」(2015年)=2015年2月20日、茨城県水戸市(原圭介撮影)
  • ペインタリーな作品を制作中の山口晃さん=2015年2月20日、茨城県水戸市・水戸芸術館現代美術ギャラリー(原圭介撮影)

 【アートクルーズ】

 国際的にも評価の高い人気画家、山口晃が、水戸芸術館(茨城県水戸市)で、個展「山口晃展 前に下がる 下を仰ぐ」を開いている。カンバスに油彩で描いた大和絵、浮世絵風な作品で知られる山口だが、今回は、油絵本来の“ペインタリー(塗り主体)な作品”も登場。新境地を開く展覧会だという。

 独自のバランス感覚

 不思議な副題「前に下がる 下を仰ぐ」の意味を、本人に尋ねてみた。

 山口いわく「過去を見て後ずさる(下がる)ことでしか前という方向には進めない。踏みしめている足跡の下は何なのか見えない。その上に何が広がっているか、足跡よりも周りを見て、見えない部分を類推する」。

 禅問答のようで、しっかり理解はできないが、言葉全体から感じられるのは、彼一流のバランス感覚だ。山口の中には、空間と時間の座標軸、そしてたぶん、日本美術と西洋美術の座標軸も存在するのだろう。その軸の中で、自分の立脚点をいつも確認していることだけは間違いなさそうだ。

 例えば山口の描く時空を超えた寄せ集めの絵画も、その絶妙ともいえるバランス感覚から生まれてくるのではないか。

日ごろのメモなども展示

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