米政府は2030年代半ばまでに火星に人類を送り込むことを目指している。そう遠くない将来、オリオン宇宙船に乗り込んだ宇宙飛行士たちが、この宇宙港から火星を目指すはずだ。
≪地球に帰還 「本物」が目の前に≫
再使用が可能な宇宙船として、さまざまなミッションを行ってきた米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル。計5機が建造され、宇宙空間での科学実験をはじめハッブル宇宙望遠鏡などの衛星軌道投入、国際宇宙ステーションの運搬や組み立てなどに活躍した。宇宙に運んだ多くの宇宙飛行士には、毛利衛さんら7人の日本人飛行士も含まれる。「チャレンジャー」「コロンビア」の2機と14人の宇宙飛行士たちを事故で失う試練にも見舞われながら、2011年7月の「アトランティス」によるラストミッションで、30年にわたる活動に幕を閉じた。全てのスペースシャトルを打ち上げてきたケネディ宇宙センターでは、地球に帰還したままの姿のアトランティスに会うことができる。