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【東日本大震災4年】「しっかり前向いて生きる」 宮城県遺族代表、菅原彩加さん (2/3ページ)

2015.3.12 00:00

福島県南相馬市で行われた震災犠牲者追悼のキャンドルナイトで、メッセージの書かれたキャンドルを見る子供たち=2015年3月11日午後(早坂洋祐撮影)

福島県南相馬市で行われた震災犠牲者追悼のキャンドルナイトで、メッセージの書かれたキャンドルを見る子供たち=2015年3月11日午後(早坂洋祐撮影)【拡大】

  • 宮城県の遺族代表の菅原彩加さん=2015年3月11日、東京都千代田区・国立劇場(内閣府提供)
  • 主な被災地・施設=2011年3月11日当時

 母を残して…

 あの日、中学の卒業式を終えて石巻市の自宅にいたところを津波がのみ込んだ。がれきの山に流れ着くと、覆われて動けずにいた母がいた。どけようと頑張っても重くてどうにもならない。第2波が来たら死んでしまう。「行かないで」という母に「大好きだよ」と言い残し、必死に泳いだ。母校の大川小学校で一夜を明かした。

 なぜ自分が生き残ったのだろう。我慢強い性格だから? 繰り返し、考えた。こんなにつらいなら、死んだ方が楽だったと思った。

 伝える役割

 でも次第に、震災を伝える役割があると考えるようになった。昔から作文を書き、人前で話すのが好きだった。同世代の体験談を集めた冊子を作り、講演も始めた。

 中国・四川大地震や、フィリピンの台風被害も学び「日本だけが大変じゃないんだ」と視野が広がった。4年前、消防車が自分を搬送してくれたこと、市街地から遠い避難所なのに食料が届いたこと…。早かった救援に「日本がしっかりした国だから」とあらためて感謝の気持ちが湧いた。

住民が以前より積極的に清掃などの活動

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