今年は4人の日本人選手が厳しいレースに挑んだ。「オンループ」は同時に女子のレースが開催され、日本チャンピオンで、単身でヨーロッパで活動する萩原麻由子(ウィグル・ホンダ)が、シーズン初戦として出場し、「クールネ」には、ベルギーを拠点とする新チーム「CCT p/b チャンピオンシステム」に所属する22~23歳の若手日本人選手3人が出走した。4人とも結果は決して良いものではなく、厳しい「北のクラシック」の洗礼を浴びた。
しかし、伝統ある名門レースのスタートラインに日本人の女子選手と若手選手が並べることは、日本の自転車競技界にとって、大切なステップとなったといえる。
今回悔しさを味わった選手たちは、ここでの経験を糧にさらなる上のステップをめざしている。(写真・文:フリーランスカメラマン 田中苑子(そのこ)(SANKEI EXPRESS)
■たなか・そのこ 1981年、千葉生まれ。2005年に看護師から自転車専門誌の編集部に転職。08年よりフリーランスカメラマンに転向し、現在はアジアの草レースからツール・ド・フランスまで、世界各国の色鮮やかな自転車レースを追っかけ中。