三菱鉛筆の入社式で自社の鉛筆を削る新入社員=2015年4月1日午前、東京都品川区(小野淳一撮影)【拡大】
厚生労働省などの調査では、2月1日現在の大学生の就職内定率は86.7%で、前年同期比3.8ポイント増。4年連続で上昇したものの、この時点で5万7000人が内定を得られていないとみられる。
1月末現在の高校生の内定率は前年同期比2.1ポイント増の92.8%。各産業で求人が伸び、リーマン・ショック以前の水準に回復した。被災地では福島県の96.7%をはじめ、岩手96.3%、宮城94.3%と、いずれも前年同期を上回った。
≪「次代担う人材に」 74万人を鼓舞≫
新年度のスタートとなった1日、企業が一斉に入社式を開いた。厚生労働省によると今春の新入社員(大卒、高卒、専修学校卒など)は約74万6000人に上る。経営不振や不祥事からの再起、新たな経営トップの就任など、企業が抱える事情はさまざまだが、各社のトップは訓示で「次代を担う人材に育ってほしい」と鼓舞した。