三菱鉛筆の入社式で自社の鉛筆を削る新入社員=2015年4月1日午前、東京都品川区(小野淳一撮影)【拡大】
社長も「デビュー」
新トップの動静にも注目が集まった。「この入社式が社長としての初仕事」と挨拶したのは4月1日付で就任したANAホールディングスの片野坂真哉(しんや)社長。先日墜落した独ジャーマンウイングス機など過去の航空機事故を踏まえ、「『安全こそがすべてである』と深く胸に刻み込んでほしい」と「安全」の2文字を繰り返した。
32人抜きという異例の人事で1日就任した三井物産の安永竜夫社長は「高揚する気持ちと緊張感を忘れず大事にしてほしい。私もそうします」と語りかけた。150人の新入社員と“社長デビュー”となった自身の心境とを重ね合わせた。
今秋の株式上場を目指す日本郵政グループは新入社員が6120人と民営化後で最多となり、全国13カ所で入社式を開催した。西室泰三社長は「郵政事業の新しい歴史を一緒につくっていこう」と呼びかけた。