三菱鉛筆の入社式で自社の鉛筆を削る新入社員=2015年4月1日午前、東京都品川区(小野淳一撮影)【拡大】
「再生」かける
民事再生手続き中のスカイマークの入社式には副操縦士訓練生ら11人の新入社員が出席した。経営破綻後に1人が辞退したうえ、前年実績(55人)からは大幅減となったが、井手隆司会長は「大変な時期にスカイマークを選んでくれて本当に感謝している」と謝辞。その上で「もう一度強い会社になろうとしている。皆さんのチャレンジは大切だ」と奮起を求めた。
同様に経営再建中のシャープは、高橋興三社長が「平成23、24年度の危機に比べるとまだまだ大丈夫。前を向くことで強い成長に戻る」と訴えた。新入社員に安心してもらうためか、今後の液晶事業の展開などにも言及し、事業説明会の様相を呈した。
本格的な採用を昨年再開した東京電力は、福島第1原発事故後2度目の入社式となった。広瀬直己社長は1年後に控える電力小売りの全面自由化を念頭に「自由化に打ち勝ち、福島事故の責任を果たしていく」と述べた。